肛門疾患は他の多くの疾患と違い、そのほとんどが良性の疾患です。それだけに、たとえば癌の治療のように患部をきれいに取り除いてしまえばそれで終わり、というものではありません。また治療の目的も様々で、痛みをとってほしい、出血を止めてほしい、形をきれいにしてほしいなどの要望に答えなければいけません。今後、一生涯かけて技術の研究、治療法の改良を加え、全ての患者さんに治療前に比べて満足のいく肛門になって帰っていただけるよう、努力したいと思います。